ポスト火葬の時代
ヨーロッパやアメリカでは、燃焼排ガスを出し過ぎる火葬や、場所を取り過ぎる土葬の代用できる葬法として、
2つの葬送が注目されているようです。
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■レゾメーション(Resomation)
アルカリ加水分解(身体がほぐれて解体しやすくなる)を利用し、遺体を150度で2時間ほど加熱する葬法。
その結果は、リサイクル可能な液体と白い遺骨になる。液体には、糖分・塩分・アミノ酸などが含まれており、下水に流してもよいが、家に持ち帰って、庭に肥料として撒いてもいい。
遺骨はシェイクすれば、遺灰になる。
既にイギリスでは、レゾメーションを認める方向へ憲章を変更し、広がりを見せているようです。
またアメリカでも10の州で、カナダではサスカチュワン州で実施を認可しています。
■プロメッション(Promession)
こちらは、遺体を液体窒素に浸したあと、マイナス196度に約2時間保持して凍結させて、解体しやすくする。
その後、振動(音波)を用いて遺骨を遺灰に粉砕する。
しかし、この時点では遺灰は水分を含んでいるので、空中に蒸気として蒸発させる。
遺灰は6~12カ月かけて、埋められた周囲に少しずつ栄養分を放ちながら、完全に土に戻る。
グリーン・ベリアル(Green Burial. 自然に還る埋葬)や「氷葬」とも呼ばれる。
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どこまで広がりをみせるのか気になります。
いつか火葬がなくなる日が来るかもしれませんね。
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